1) わかりにくい保険約款をわかりやすく解説します
保険約款は、保険の中身を規定するものですが、専門用語も多く一般の方にはわかりにくいものになっています。たとえば約款の中に「重大な法令違反があった場合は保険金を支払いません」とあった場合、「重大な」とはどのような場合なのか、「法令違反があった」ことを保険会社が立証するのか、お客様が「法令違反がなかった」ことを立証するのかなど、現実的に保険会社がどのように保険約款を運用しているのかを知らないと万一の際の結果が大きく変わってしまいます。
2) 保険を契約する真の目的にフォーカスするプロ代理店
下の表をご覧ください。
事故リスク全般を2つの尺度で4つに分類してあります。保険会社は(3)や(4)のケースで対象となる保険も(お客様ニーズに応える保険と称して)宣伝して販売しています。特に(4)のケースは身近に起こる事故なので、「もらえる保険」という意味で興味を引きやすいからです。
ただ、このような保険は、もらえる頻度が高いために保険金の上限は少なく設定されており、したがって月々の掛け金ともらえる保険金とを天秤にかけると長い目で見ると多額の無駄な掛け金を支払うことになりかねません。
「保険」とは皆がソンをする制度です。
大勢が少しずつソンをするけれど、ある不運な事故に見舞われた人だけが、トクをする(手に負えない大きなソンを免れる)制度です。
私たちは誰でもソンはしたくありません。でも、少しのソンによって「人生を棒に振ってしまうような不幸な事故による巨額の損害を解消し、何事もなかったようにできる」これが保険の本来の効能です。
私どもようないわゆるプロの保険代理店がお客様に保険加入をお勧めするのは、このような理由からお客様に(1)のケースのリスクがあると判断する場合なのです。
3) 代理店担当者との顔の見える信頼関係を構築できる
代理店の事務所は概ねご契約者のお宅から半径1時間程度以内で訪問できる距離にあることが多いため、地域密着のサービスを受け易く、また担当者との信頼関係を構築でき、保険に関すること以外の保険を取り巻く税制、法律、防災知識などの幅広いアドバイスも随時受けることができます。 また、万一の事故の際には、お客様の立場に立って保険会社との間をとりもつ橋渡し役をつとめます。
これらのことは、信頼できる代理店で契約する保険と通販型ダイレクト保険との決定的な違いと考えられます。